工事業者 緊急募集  のご案内

果樹棚の専門工事販売の三共包材(株)は果樹農家からの引き合い増加に合わせて果樹棚の施工工事(又は販売含む)のお手伝いできる方(法人業者含む)を求めています。

  • 求めている地区
    栃木県・埼玉県・神奈川県を中心として関東地区 及び長野県・静岡県他等日本国内
  • 経験のない方でも大丈夫です。当社の熟練技術者がやさしく指導します。
  • 詳細は当社迄メール又は電話にて ご遠慮なく問い合わせください。

三共包材(株) 担当 事務課 須田
住所(本社):千葉県八千代市大和田新田99-10

047-459-6234
FAX 047-459-6235

当社の経営方針

農業とは、地域や作物、気象の変化により生産性、収益性により大きく左右されるものです。三共包材では、農家の皆様への効率の良い農業をサポートさせていただき農業資材のご提供を農業に貢献出来るように社員一同、日々努力しています。

ブログも開設しましたので、ご覧ください。ネット加工工場の視察風景を載せました。
https://ameblo.jp/4596234/

ビニールハウス

平成30年度より、ビニールハウスの施工販売を開始しました。

※ビニールハウスのビニールの張替えも行います。

育苗ビニールハウス



レディソル®

なぜレディソル®?

 過剰な直射日光は、植物に悪影響を与えます。
過度に直射日光を抑え表面温度が下がれば、作物の品質は向上し、収量増加し、作業者の疲労も軽減されます。
 レディソルは均一な高い耐候性の白色の遮光皮膜を作ります。調節次第で薄い被膜や厚い被膜になるので、遮光率や耐候性を変えることができます。遮光シーズンが始まった頃は薄く吹き付け、暑くなったら遮光効果を増やすために、ただ単純に再度吹き付けるだけでOKです。
 レディソルは高い耐候性を持つ一方、シーズンの終わりには、簡単確実に、環境にやさしく、除去剤レディクリーンで除去出来ます。

レディソル®の特徴

  • レディソルは遮光効果のある均一な白色被膜を作り、透過光は散乱光になり植物に最適な光になります。
  • レディソルは作物の表面温度を希釈率により7-11度下げ、品質が向上します。
  • レディソルは遮光カーテンのような影が出来ず栽培ムラが出来ません。
  • レディソルは霜、雨、紫外線に対し、高い耐候性があります。高濃度で1回吹き付ければ1シーズンはカバーします。
  • レディソルは低い遮光率から高い遮光率まで調整できます。
  • レディソルは雨天時にはより光が入り、明るく感じます。
  • レディソルは吹き付け式なのでサイド、ツマ部だけの遮光も可能です。
  • レデイソルは外部遮光なので、ハウス自体の幅射熱を抑え、ハウス内部の暖気団を作りにくくします。
  • レディソルはいつでも簡単に安全にレディクリーンで流し落とすことができます。

レディソル®の遮光効果

 レディソルの遮光効果は必要に応じ調整できます。希釈濃度を変えることで、例えば、遮光被膜を春には薄く、夏には厚くすることが出来ます。

1,000㎡に対する使用方法

希釈率 レディソル(缶) 水(L)

遮光率(%)

(晴)

遮光率(%)

(雨)

耐候性

(週)

1:1.54.0120826124-26
1:23.4133785621-23
1:32.5150724720-22
1:42.0160674116-18
1:51.7167583511-13
1:61.517150299-11
1:71.317544254-8
1:81.117835184-7
1:100.918223123-6

本表はオランダの気候で希釈液200Lの吹き付けを前提としており、遮光率はガラス自体の約10%の遮光率を含んでいます。降雨量が多い場合や、吹付方法や被覆資材により耐候性が短くなる場合があります。

重要事項

  1. 希釈率が高くなるほど、耐候性は徐々に減少します。急斜面への吹付けは流れやすくなるので霧雨状でフワッと吹き付けて下さい。
  2. 前表の遮光率、耐候性は1000㎡に何缶のレディソルを吹き付けたかによって変わります。
    水は最後には蒸発するので、希釈液を200Lにする必要はありません。希釈率が高いと付着性も弱くなり液だれしやすくなるので、1000㎡に0.9缶-1.5缶使う場合は、1缶に水100Lの場合(例えば1.1缶に水110L、1.5缶に水150L等)で遮光率、耐候性を調整して下さい。
  3. レディソルブラックを添加すると、より高い遮光効果(90%)が得られます。

コストパフォーマンス

 レディソルを高濃度で吹き付ければ、1シーズンに1回吹き付けるだけで十分です。シーズンの終わりにはレディクリーンで簡単に効果的に流し落とすことが出来ます。遮光ネットを張る手間や、他の遮光剤をブラシで落とす手間を考えれば、費用対効果の良さを実感できます。

レディソル®の使い方

 レディソルは20kg缶(約15L)です。容器の中身を、きれいな水にかき混ぜながら流し込み希釈します。乾いたハウス外面に、希釈液を動力噴霧器で吹き付けます。吹付け中も、沈殿しないように時々希釈液をかき混ぜます。霧雨状で吹き付けるときれいに仕上がります。
 正確に遮光率と遮光期間を決める場合は、前の表を参考に使用量を決めてください。
 初めてレディソルで遮光する場合は1缶を水100Lに希釈して1000㎡に霧雨状に吹き付ければ遮光率約30%で1-2ヶ月弱はきれいに遮光することが出来ます。
 梅雨越して遮光する場合は、梅雨明けに天候を見極め、再度吹付けると効果的です。
 最後に動力噴霧器の吸い込み口をきれいな水に移し、ホースとポンプに2-3分間きれい水を通せば作業終了です。
 作業中はハウスの天窓、サイド、ツマ部は一時的に閉め、作業終了後、表面が乾いたら開けます。(用意するもの:希釈液用タンク、洗浄水用タンク、動力噴霧器、ピストル型噴口等)

レディクリーン

レディクリーン®

 レディクリーンはレディソルの被膜を、ガラス、硬質フィルム、農ビ、農PO等から簡単に流し落とすことが出来ます。レディクリーンは経済的で、安全に使えます。レディクリーンは25L缶があります。

レディクリーン®の使い方

 1Lのレディクリーンを7Lの水にかき混ぜながら流し込み希釈します。1000㎡には25Lのレディクリーンと175Lの水(希釈液200L)が必要です。
 必ず乾いた状態のレディソルの被膜に、希釈液を動力噴霧器で、十分湿るように吹き付けます。
ガラスであれば吹き付け後、降雨で流れ落ちます。
しばらく雨が降らない等で被膜の除去に時間が掛かることがありますが、除去効果は同じです。他の資材であれば10分後にホースの水で洗い流します。

ご注意ください

 レディクリーンはレディソルとレディヒートの被膜に対してのみ、除去作用があります。ガラスであれば、通常は何回かの降雨できれいに流れ落ちますが、完全除去には、被膜の厚さ、被膜の経時変化、降雨量のより変わります。農ビ・農PO・硬質フィルムはいろいろな表面処理が施されているので、レディクリーン®を吹き付け中和した後、必ずホースの水で洗い流してください。

環境への影響

 レディソルとレディクリーンは環境に有害な成分を含んでいません。有機成分は簡単に生分解します。また、被覆資材にも悪影響を与えません。
オランダ法規では、レディソル被膜をレディクリーンで流し落とした時、これらを含む除去液、雨水は自然界に放出しても問題ないと認められています。

重要事項

  • 貯水槽でのpHの変化を防ぐため、レディソルの吹付け時とレディクリーンでの除去時は、貯水槽へのバルブを閉めて下さい。
  • レディクリーンで、レディソルを確実に除去するために、他の遮光剤や展着剤と一緒に使用しないでください。
  • 屋根のスプリンクラー散水は金属成分がレディソルの被膜に付着するので、除去しにくくなる可能性があります。
  • 吹付け時はハウス内外の作物や、近くの民家・建物・車にレディソルがかからないよう風向きや、ハウスを閉めきる等十分注意してください。また、吹付け作業は2-3人で行って下さい。
  • 車等に付着したレディソルはレディクリーン10倍希釈液をスポンジに含ませて軽く拭き、水で洗い流してください。

工業所有権について
レディソルとレディクリーンの除去可能な遮光剤システムの工業所有権は、オランダ マルデンクロー本社が所有します。また2005年2月にはISO9001を取得しました。オランダ本社には、レディソル、レディヒート、レディクリーン等の遮光剤システムの研究開発、製造、販売、倉庫、出荷の機能が集約しています。
マルデンクロー社の製品はあらゆる手段で世界中の生産者に届けられています。(0903)