「三共防雹・防鳥ネット」はポリエチレンを原料とし、その長所である高強力・低比重・無吸水性・高耐摩耗性能等の物質性能を何ら損なうことなく、ポリオレフィンの最大の欠点である、野外天日暴露による強力劣化を大幅に改善する事に成功したが画家的ばポリエチレン系（モノフィラメント）網羅した、防雹・防鳥・防虫・防風等を目的とした多目的防災ネットです。以下品質（特に耐候性）・効果等についてご紹介いたします。

  耐候性とは、簡単に申しますと、防雹ネットを屋外（太陽の光の下）にさらしますと太陽の光の中の紫外線を浴びます。ポリエチレンは、本来最初は非常に強い物です。しかし最大の欠点は、この紫外線に弱いということです。紫外線がポリエチレンの物質を破壊し、急激に強度を劣化させるからです。これを防ぐ為、今日まで色々な研究を重ね、紫外線に対し耐久性のある特殊安定剤を使用する事にいたってこれを克服していきました。ネットが強いか弱いかは、一に耐候性があるかないかに掛かっていると言っても言い過ぎではありません。又、紫外線は色に対しても大変影響します。特に黒い色（カーボンブラック）のポリエチレンは紫外線に強く、他の色に比べて5倍～10倍の強さを出すと言われています。しかし我々の目的とする果樹用ネットに使用する事は、太陽光の紫外線以外の果物に必要な光までも遮ってしまい、不向きです。この観点から特に紫外線に弱いとされる白い色でチャレンジし、見事に黒い色に匹敵する品物を作り出しました。以下ご紹介します。
  尚、ウエゾロメーター照射とは、人工的に実験室にて紫外線をつくりだしネットに紫外線を当てて、強度劣化を測定するテストの事です。この結果、物質（ポリエチレン系）がどれだけ紫外線を吸収したかはグラフを参照して下さい。一目でわかります。吸光度は低い程、物質強力はある訳です。

  物質（ポリエチレン系）が紫外線を吸収しますと、そこから劣化が始り、どんどん物質が破壊され、強度が落ちていきます。ポリエチレン系で作ったネットを野外暴露、SWOM照射して紫外線に当てますと物質劣化によりカルボニルが生成されます。カルボニルが生成されると吸光度が増大し、強度がどんどんさがっていきます。
ですから、吸光度測定しますと物質の残存強度はすぐわかる訳です。
  吸光度テストの結果からも、「三共防雹・防鳥・防風・農薬飛散防止ネット」白が黒に匹敵するくらいの商品開発に成功しました。  

■防炎メッシュシート(1類) 規格寸法

※メッシュシートには、インチサイズ及びメーターサイズがあります。

※商品により、サイズ0.75×5.1 重量2.6kgがあります。

■防炎メッシュシート(2類) 規格寸法

廃棄、焼却処理等で有害なダイオキシン類が発生しないため、環境に優しく通気性に富み、ムレにくく、作業現場の環境条件を保ちます。

これ以外に3mm/5mmなど、色々サイズ有ります